FX以外の外貨投資は?

FX以外に外貨へ投資する方法はあるのでしょうか?
少し見てみましょう!

外貨投資とは?
これは「外貨建て金融商品」に投資すること、つまり日本円以外のお金で運用することを言います。

外貨投資はFXの他にどういったものがあるのでしょうか?
少し紹介します。

1.外貨預金

ドルやユーロ等で外国の通貨で預金する方法です。
方法は意外と簡単で、外国の銀行の日本支店だけでなく日本の銀行でも口座開設が可能です。

仕組みは至って単純!
日本円で預金を作るときと全く同じです。

ただし国や銀行によって金利が違います。
たとえば日本の某銀行の金利は0.001%とかですが、カナダのとある銀行なら1%です。
日本に預けた場合の1,000倍になりますね。

なのでメリットとして高金利な国に預ければ、日本で銀行預金として預けるより多くの利息を得られる可能性がある点です。
ですが一方、デメリットも存在します。
それは「為替リスク」というものです。

日本で預ける分には預ける前よりお金が減ることはありません。
ですが外貨で預金を作った場合、外貨預金は預けた時点よりも円高になると日本円にした時に目減りしてしまうことがあります。


ひとつ、例を挙げましょう。
レートを1ドル=100円とします。
日本円で100万円、米ドルで1万ドルを1年預けておくとしましょう。
現在の状態では100万円と米ドル1万ドルは同じ価値です。

1年後レートは1ドル=90円になっていたとします。
すると、日本円で預けてた100万円は変わりませんが、米ドルで預けていた1万ドルは90万円になってしまいます。

このようにその時の為替相場で日本円換算時に目減りする可能性があることが為替リスクです。

2.外国株式

外国企業の発行した株式を購入することです。
海外だけにしかない、国際展開している有力企業や、高い成長性を秘めたベンチャー企業などがあります。
そういったところに投資が出来れば、一儲けできるかもしれませんね!

ですが、国内と同様に株式の下落のリスクが当然あります。
加えて外貨預金と同じような為替のリスクも付きまといます。

投資方法は、以下の3種類です。
1. 日本国内の証券会社を通じ、外国の証券業者に売買注文を出す方法
2. 海外の取引所に上場している株式を売買する方法(外国委託取引)
3. 日本の取引所に上場している海外企業の株式を売買する方法(国内委託取引)
があります。

国内委託取引では株価は円表示かつ普通の株と同じ取引方法なので、為替リスクを避けられるのが利点です。

3.外国債券

外国の政府・企業が発行した債券のことです。

その国ごとの通貨で取引する「外貨建て外国債券」
日本円で購入できる「円建て外国債券」
の2つが基本です。
変わったものでは「二重通貨建て外国債券」という異なる通貨単位が用いられるものもあります。

利息担保がされているのが一番のメリットですね!
当然、買ったときより値上がりすれば其の時に売ることで利益が得られるのは確かです。

デメリットとしては、外貨預金と同じような為替リスクがやはり一番のネックです。
恐いリスクとしては発行した企業が倒産した場合です。
この場合支払い不能に陥ってしまう(債務不履行)危険性があり、これを信用リスクと呼びます。
また、流動性リスクというものも存在します。
簡単に言うと売りたい時に売りたい価格で売れないことです。
誰も欲しがらないものは売れませんものね……

4.外貨建て投資信託

まずそもそも投資信託とは?
これは広く人々から募ったお金を複数の株式や債券などに投資して、それによって得た収益を分配する金融商品です。
この中の対象に、海外の株式や債券などを投資対象がありそれに投資することです。

ただし、為替リスクの影響で為替相場の変動によっては、投資した額が増えるどころか減ってしまう場合は往々にして発生します。

このように、FX以外にも外貨投資というのは存在します。
ですが、どれもかなりの長期を見込んだり、為替のリスクから投資した額が目減りする可能性は大いにあることを念頭に入れて投資をする覚悟が必要です。

海外企業に投資した場合、それに加えて倒産のリスクまで計算に入れなければならないので初心者には難しいかもしれません……